平成着物スタイル

着物の歴史から学ぶ現代の和装。現在の着物スタイルに着物の歴史は深く関わっているのです。あまり知られていない着物の歴史をご紹介しています!

着物買取豆知識:着丈と身丈はほぼ同じ対丈、狭衿や通し裏も

着物買取では女性用の着物だけでなく、男性用の着物もたくさん取り扱っています。男性用の着物を着物買取に持ち込むときには、着物の特徴について知っておくと、男性用なのか女性用なのかがすぐに見分けられるようで便利です。生地や色、柄、サイズなどだけでなく、男性用と女性用の着物では決定的な違いがありますので、着物買取に持ち込む前に、実際に自分の目で確認してみるのもよいでしょう。

男性の長着が女性用のものと比べて最もはっきり異なっているのは、肩山から裾までの長さである身丈と、着付けた後の裾までの長さである着丈がほぼ同じという点です。着丈と身丈がほぼ同じ状態を対丈といい、男性は基本的におはしょりをしないためにこのような仕立て上がりになります。女性の着物の場合には対丈ということはなく、かなり長めに仕立ててある着物を腰のところで折り返して着用するのが一般的です。おはしょりが十分取れるだけの、長い身丈がある着物の方が幅広い身長の女性に着ることができるため、着物買取では喜ばれます。ただし、将来的に身長が高い人に譲り渡すことができるように、男性用の着物も内側に余った記事を織り込んで、仕立て直せば身丈を伸ばせるようになっています。

もう一つ、女性用の着物と大きく違うところが衿です。女性用はやや幅広にとられているのに対し、男性用の着物は狭衿になっており、シャープな印象を与えます。仕立ててもらうときには衿幅も指定することになりますが、目安としては首が太い人は衿幅を広めにとるようにするとバランスよく着こなせます。

それから、裏地も男性と女性ではかなり異なります。通常、着物は裏地を付けた袷の着物をスリーシーズン着用していますが、男性の着物の場合には通し裏といって、上から下まで一枚の布を裏地として使用します。一方、女性用の着物は胴裏と八掛に分かれており、表地に合った色や柄が添えられています。

ちなみに、男性の場合には羽二重を使用した紋付以外は、正絹の着物であっても木綿などの胴裏を使うことが多くなっています。正絹のものもありますが、今でも木綿の裏地を使うことが多いため、表地が正絹であれば問題なく着物買取はしてもらえます。男性が着物を着用する機会は、女性と比べてさらに少なくなっていますが、おはしょりを取らずにすぐに着られますので着付けのハードルはかなり低いです。普段着に着用してみると、その着心地の良さに驚くことでしょう。

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